サックス 指が回らない、思うように動かせない時💦
ここの早いパッセージが回らない、何回やっても連譜が追いつけない
そんな経験はございませんか?
私もそんな経験をたくさんしてきました。
そもそも原因は何でしょうか。
原因
こういったものが挙げられます。
心理的に焦っている、怒り
早く回そうとして焦って練習してしまっては、悪循環です。
段々と練習していてできなくてイラっときてしまっても練習にはなりません。
まずは落ち着いてゆっくり見直すところから初めてみましょう。
ある程度できるようになったら通常のテンポより少し早くしてやってみて、
その後通常のテンポで練習してみてもいいかもしれません。
早く回そうとして力が入る
早く回そうとして指貝から指を離していたり、
指を折り曲げないでピンッと伸ばしていませんか?
指貝から指を離しているとその分指貝からタンポを塞ぐ距離も伸びてしまいます。
その分早いパッセージの時にはロスです。
さらに指を曲げないでピンッとしたまま吹いてしまうと指に余計な力が入り、
早く回すことができません。
指は卵を持つように丸くし、指を立て、指貝の手前を塞ぐとやりやすいです。
難しい調号、指回し
難しい左手小指のテーブルキィや右手小指のB♭キィは小指を使うので早く
パッセージを行うには筋力が必要です。
右手小指
C、C♯、D、C♯、C、C♯、D、C♯など
低いB♭、C♯、D、C♯、低いB♭など
左手小指
F、F♯、G、F♯、F、F♯、G、F♯
(B♭管読み)
こういった練習で慣れるといいでしょう。
筋力トレーニング
小指と薬指のトレーニング
まずは一本ずつ伸ばしてみましょう。
テーブルに人差し指と中指を伸ばす。
次は中指と薬指、薬指と小指など。
指を動かす方法
人差し指と中指と小指をテーブルの上につけ、薬指を下にして動かす。
同じように人差し指、中指、薬指をテーブルにつけて小指を動かす。
注)小指なら薬指をちゃんとくっつける。
薬指なら両端の小指と中指をちゃんとくっつける。
他には、、
歌ってみる
早いパッセージがうまくいかないときは歌ってみるといいでしょう。
吹かないで歌いながら指を動かすのもいいかもしれません。
リズムを変えて吹いてみる
16連符などの連符があった場合
付点八分と16分がくっついたもの
こういったものに変えてみる。
まとめ
指が回らなかったら様々な方法があります。
- ゆっくりのテンポで落ち着いて吹く
- 通常より早く吹いてみてその後に通常のテンポで吹いてみる
- 筋力トレーニングを行う
- リズムを変えて吹いてみる
あとは練習のみだと思います。
数をこなせば早いパッセージに慣れます。
皆さんも連符マスターになりましょう!