アルトサックスのマウスピースの種類
今回は前回もお伝えしたソプラノ、アルト、テナー、バリトンサックスの
マウスピースの紹介をします。
それぞれの楽器で演奏されているのはアルトサックスが多いと思います。
最初にアルトサックスのマウスピースをご紹介いたします。
サックスの特色
サックス自体は1840年代にアドルフ・サックスという方が発明した木管楽器です。
一見金管楽器にも見えますが、本体は真鍮でできていて、楽器の中では新しく作られた楽器で吹奏楽で木管楽器と金管楽器が上手く混ざらないので中和するように
作られたのがサックスと言われています。
アルトサックスの特徴
アルトサックスはサックスの中でも花形で吹く人が多いイメージがあります。
ポピュラーとも言える楽器で人間でいうと女性の声に近いと言われています。
金管楽器のような力強い音から、柔らかい音まで出すことができ、ソロの楽器としても
人気があります。
アルトサックスのマウスピース
一般的にはクラシック向きはセルマーのS80やS90、ジャズ向きは、メイヤーだと
初心者向きで定番です。
セルマー S80
吹奏楽で定番のもので、初心者にも吹きやすいです。
上の音から下の音まで均一に音を出すことができ、サックスの艶やかな音色です。
セルマー S80 C☆
オープニングは1.55あり、鳴らしやすい。
標準なサイズ。
セルマー S80 C☆☆
オープニングが1.65あり、音がまとまりやすく、
音が割れにくいです。
セルマー S80 D
オープニングは1.75あり、速度な抵抗と、深みのある音色です。
これは薄めのリードがおすすめです。
セルマー S90
均質な響きで温かみのある音です。柔軟性と柔軟性としなやかさに優れ、
バランスが良いマウスピースです。学生からプロまで愛用するようなマウスピースです。
セルマー S90 170
オープニングは1.35あり、先端の開きが小さく、少ない息の量で鳴らしやすいマウスピースです。
セルマー S90 180
オープニングは1.45あり、標準サイズのものです。
初心者向けです。
セルマー S90 190
オープニングは1.55あり、少し大きめです。
より深めの音色です。
セルマー コンセプト/Consept
オープニングは1.48あり、低音域が鳴らしやすい。
息を入れてから音が出るまでが速く、明るく柔軟性のある音色で、音量より豊かな音です。吹きやすいマウスピースとも言えるでしょう。
バンドーレン
全音域で丸みのある温かい響きの音色です。
吹きやすく、演奏しやすいマウスピースです。
Vandren AL3
オープニングは1.15あり、初心者から上級者まで好み、まろやかな音色です。
Vandren AL4
オープニングは1.23あり、クラシカルな響きです。
音量も豊かです。
バンドレン
トラディション V5
チェンバーが丸い形で伝統的です。
クラシックからジャズまで幅広いジャンルの方に人気です。
A17
オープニングは1.65あり、よく響き、豊かな音色です。吹きやすいものです。
A27
オープニングは1.65あり、クラシック用のマウスピースです。全ての音域で理想的な均一性が得られます。
A28
オープニングは1.63+あり、V5シリーズの代表一種で豊かな響きで行き祭があり、輝かしい音と幅広い
ダイナミックレンジをもたらしてくれます。
バンドレン
V16
ジャズのスタンダードで、JAVA、V16のリードにマッチするマウスピースです。
A6
オープニングは1.96あり、あらゆるスタイルでもっともよく使われるマウスピースです。
MEYER メイヤー
アメリカ
良質のハードラバーを使用し、サイドウォールがストレート型です。
ハードラバー
メイヤーの定番モデルで、初心者からプロまで愛されているものです。
バッフルはなだらかな傾きのロールオーバー型で、息が入りやすく音の立ち上がりに優れています。
スピード感、タンギングの明確さ、アーティキュレーションによる変化など、
反応の早さは抜群です。
サイズも豊富です。
JAZZメタル
温かみのある太くパワフルな音色が魅力です。先端がロールオーバー型で、
息がたっぷり入りコントロールしやすいです。
メタルの音質に柔らかさを加えられた特有の音色を味わえます。
まとめ
もっとたくさんマウスピースの種類があります。
ヤナギサワ、セルマー、メイヤー、バンドレンの他のクラシック、ジャズ用のもの、
ルソー、デュコフなどあります。
特徴を最初に見ておき、引っ込まずにたくさん試奏して吹き心地が良い自分のものを
見つけましょう。
初心者は最初吹けた方がいいと思うのである程度吹いてからマウスピースを変えて見ましょう!