ロングトーン〜サックス〜
息が続かないことの悩みを前にご紹介いたしましたが、今回は楽器を使っての
ロングトーンをご紹介致します。
力んでしまったり、高音域が出ない、音が汚くなる方は必ず行いましょう。
ロングトーンとは
ロングトーンは長く伸ばすと言うことは知っているかもしれませんがそれだけのものではなく練習することによってとても意味があるものです。
一番最初にやるべき練習且つ、一番続けなくてはいけない練習です。
良い音、綺麗な音を出すには必要不可欠な練習と言えるでしょう。
ロングトーンの利点
- 良い音で演奏できる
- ブレずに一定の音で吹ける
- 長く息が続く
- ピッチが良くなる
初心者ならこの点が利点だと言えるでしょう。
良い音で演奏できる
この点に関してはまずは憧れのプレイヤーを見つけることから始まります。
プロのこの方の吹き方かっこいいから真似したい、とても良い音で吹く方だなと
思った方の音を聞いてその方を目標にしてみましょう。
目標がなければただ音を出してる無意味なことになります。
ブレずに一定の音で吹ける
一定の音で吹くには、腹式呼吸で吹きます。
ただただ意味なく吹くのではなく、腹式呼吸でお腹(腹筋)を使って吹きます。
呼吸法も大事になってくる要因です。
長く息が続く
言うまでもなく継続して続けると12拍、16拍とどんどん長く吹けるようになります。
ピッチが良くなる
ピッチが良くなるには、チューナーを使わなければなりません。
最初は伸ばしてる時に音をピッタリ合わせるようにして、吹きます。
それが慣れてきて見なくても合わせられるようにしたら、吹いている音が一定になるようにして吹いていきます。
練習方法
最初は4拍、伸ばせるようになったら8拍伸ばしていきましょう。
吐き終わったら1小節休むような形で吹きます。できるようになったら2拍。
BPM=60や80で1と2と3と4とと数えてから4拍(できるようになったら8拍)伸ばします。1と2とは口で言って、腹式呼吸で、3とでたっぷり吐いて4とでたっぷり吸うのを基本にしましょう。
1と2と ハー(吐く)スー(吸う)吹く〜
たっぷり吐かないとそれなりにしか伸ばせません。
自分の限界まで吐く、自分の身体から空気をなくすくらいにしてたっぷり吸いましょう!
吹き終わりは1小節休む形なので1と2とと心の中で数えたら3と4とで吐いて、吸って吹くを繰り返していきます。
タンギングしながら吹かないと音が出ない方はタンギングしないで息のスピード大事にして出せるように練習して見ましょう。
①オクターブ上練習
中間のB♭のチューニングする音からオクターブ上のB♭まで
オクターブ上からチューニングのB♭まで
②オクターブ下練習
中間のチューニングのB♭の音からオクターブ下のB♭まで
オクターブ下からチューニングのB♭まで
③全音域練習
最低音から最高音まで全部、できるのであれば下りも。
まとめ
初心者でも中級者でも最低でも10〜20分は行うようにしましょう。
どんなに良い音を出せてもこの練習は欠かさないようにします。
初めから終わりまで音量や音色を変えず、自分の思ったタイミングで音を出せるように
心がけましょう。
やりすぎると疲れてしまうので最初は無理せず楽しく行いましょう♪
もっとロングトーンは奥深いです。
次回はもう少しランクアップしたロングトーンについて書いていきたいと
思います。