必見!正しいアンブシュアの仕方!〜サックス〜
高音が出ない、汚い音になってしまう。
アンブシュアがなっていなかったりしませんか?
今回は、正しいアンブシュアの仕方をご紹介します!
まず、アンブシュアとは何でしょうか?
アンブシュアとは
管楽器の演奏者が楽器を吹く時の口の形や口の筋肉の使い方です。
アンブシュアが良くないと綺麗な音が出ず、息のコントロールができないのです。
では、何でアンブシュアが悪くなってしまうのでしょうか?
アンブシュアに悩んでいる人はこちらが多いです。
- 咥える位置が悪い
- 噛む力が強い
- 下唇を巻かずに吹いている
- 口の形
などが多いです。
咥える位置が悪い
初心者は咥える位置が定まっていない人がほとんどです。
深かったり、浅かったり、、、
深いと低い音が出しやすくはなりますが、ベーベーな音になってしまい汚い音になってしまいます。
浅いと息が入りにくく、リードが振動するので吹くときに音が安定しにくくなります。
基準としてはマウスピースの先端から上唇までが1cmだと丁度いい位置です。人によっては1cm前後で 当たるくらいが丁度いい方もいるのであくまで目安です。
噛む力が強い
アンブシュアに悩んでいる人はこちらが多いのではないでしょうか?
口をウの形にして力を強く入れてしまうとリードの振動を抑えてしまって、息の通り道を狭くしてしまいます。さらに音程も高くなってしまいます。
下唇を巻かずに吹いている
下唇を巻かずに吹いていませんか?
巻かずに吹くと汚い音になってベーベーな音になります。
厳密に言えば巻かずに吹くファットリップという奏法があります。
ファットリップは、上は通常のままで下唇を巻かずに唇の内側をリードに当て、顎を引くイメージでたぐり寄せて吹く奏法です。
こちらはジャズに使われることが多く、音のコントロールができないうちは
下唇を巻いて吹きましょう。
口の形
ウの形にして吹くと安定せず力も縦に入って噛みすぎの原因になります。
イ、エの形にして吹くと安定もして上唇、下唇に余裕ができ、音の強弱、ビブラートが
やりやすくなります。
クラリネットでは下唇を巻いて上唇は巻かず、イの形にして、唇の左右に力を入れます。
サックスではそれをやりすぎると力が入りすぎて噛みすぎの原因です。
適度な口の形で吹いて自分の吹きやすい形に調整してみましょう。
まとめ
良いアンブシュアは、息が通りやすく、綺麗な音で吹くのが良いです。
音程、低い音、高い音、強弱共にコントロールできるのが理想です。
高音域では息のスピードが大事です。
マウスピースの先端から上唇までの1cmを基準に少し前にしたり、少し後にしたりと自分が吹きやすい位置を見つけてみましょう。
皆さんも良いアンブシュアを目指しましょう。