サックスのリードの種類
リードには色々あります。
リードで悩んだこともあるでしょう。
今回はオススメのリードをご紹介します!
まずは、リードのことを詳しくご説明いたします。
リードの素材
これは竹ではなくケーンと呼ばれる材質です。
日本では葦と呼ばれるものになります。
ケーンは、中は空洞の筒状で、1年で生長し、 これを適度な長さに切ってから、
タテに四分割して削るとリードになるのです。
リードの名称
リードにはアンファイルドカットとファイルドカットの二種類があります。
ファイルドカット
ファイルドカットは音の立ち上がりがよく、まとまりのある音になります。
明るめな音色でクラシック、吹奏楽向きです。(別名 フレンチカット)
アンファイルドカット
アンファイルドカットは、ヴァンプ部分の表皮をそのまま残したリードを指します。
ダークで落ち着きのある音で、ジャズ向きです。(別名 アメリカンカット)
リードの種類
Vandren
俗に言う青箱ですね。定番とも言えるものです。
全音域に渡ってレスポンスは良好で、豊かな音が特徴的です。
芯があって、レガートからスタッカートまで楽に吹けます。
RICO GRAND CONCERT SELECT
ファイルドカットのリードです。重厚感があり、滑らかな音の繋がりが
感じられます。
ハートを厚くすることによって、よく響く柔らかい、透明感のある音色になります。
私はこれも愛用しています。
RESERVE (レゼルヴ )
ファイルドカットのリードで、厚めで豊かな暖かい音色。
ダイナミクス感をつけやすく柔軟かつコシのあるリードです。
耐久性が高く、私オススメのリードです。
Wood stone (ウッドストーン)
最近できたリードで、しっかりとした作りが特徴です。
ソプラノ、アルト、テナーはアンファイルドカットでバリトンはファイルドカット
です。ジャズ向きで伸びのある音色です。
バンドーレン V.12
ファイルドカットで豊かで暖かい音色です。
形状が特別なケーンによってティップが厚いものになってます。
JAVA
アンファイルドカットでトラディショナルより、先端部が厚く、
振動する部分が柔軟で明るくハリのある音色です。
JAVA RED SR2625R
ファイルドカットで芯があるリードです。
リッチな音色でファイルドカットですが、ジャズ向けのリードです。
JAZZ SELECT UNFILED
アンファイルカットでビックサウンドが可能です。
リードのしなりが良いのでパワフルなプロジェクションで抜群の操作性です。
Legere
樹脂製リードで耐久性に優れています。
ケーンでできていないので割れることもないし、カケることもありません。
ただし自分が吹くしなりの番号と一緒の物を購入してしまうと薄く感じることがあります。試し吹きをしたりすると良いでしょう。
一枚のみで売っていて3,500円(テナー)で売っているので失敗しないようにしましょう。
リードの薄さ、厚さの違い
厳密に言えば、薄い、厚いではなくしなりの問題です。
柔らかいリードは音が鳴りやすく吹きやすいが、高音が裏返ります。
硬いリードはメリハリのある音色で裏返りにくいが肺活量が必要で
息が入れずらいです。
まとめ
番数だと3がメジャーですね。
人によってはペラペラな薄い音だな、逆にカスカスな音になってしまうなと
思ったら番数を変えてみるのも良いかもしれません。
柔らかいリードは音が鳴りやすく吹きやすいが、高音が裏返ります。
硬いリードはメリハリのある音色で裏返りにくいが肺活量が必要で
息が入れずらいです。
その中間くらいがあなたの吹きやすいリードなのではないでしょうか?
箱で売ってるものではなく一枚で売っているものもあるので
色々な種類を試してみるのも良いでしょう。
あなたの最高なリードを選びましょう。