サックスを吹く時、息が続かない悩み

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サックスを始めた方に多いのは、肺活量がなくて息が続かないとか、

ストラップを付けて首で支えるので首に負担がかかり、吹く息の気道が

狭くなって余計に息が通りづらいという悩みができると思います。

 

 

ストラップ

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サックスを吹く時、本体、ネックは真鍮でできているので重たく、

そのまま吹こうと思うなら、指が回らない、タンポに負担がかかる、吹きずらいという悩みが生じてしまいます。そのときに本体(右手をフックにかける部分 通称:サムフックの上にリングになっているところ)にかけて首にかけ支えるものです。

大概、サックスを購入するとケースと一緒に付いてきます。

 

 

まず、ここでは楽器を持つ前の方法としてお教えいたします。

 

吹き方

吹き方は基本腹式呼吸です。

寝ているときにする呼吸と一緒で、息を吸うときにお腹を膨らませて、息を吐くときに

段々と凹ませます。

最初は慣れないかもしれませんが、自然とできるまで練習してみましょう!

 

例)4拍吸う→4拍息を止める→8拍吐く

 

長く吐くには膨らませたものをゆっくりと凹ませるのがコツです。

吸ってすぐに吐いてお腹を凹ませては息が続きません。

ただし、少ない息ではダメです。限界まで自分の体内に空気をなくすイメージで吐きます。

 

吸うのもたっぷり吸いましょう。

 

やりすぎないように休憩しながら行いましょう♪

 

 

他にも楽器を吹かないやり方はあります。

  • 牛乳パックとストローを使うやり方
  • ティッシュペーパーを使うやり方
  • 30回腹筋、背筋など
  • 5分走る

 

牛乳パックとストローを使うやり方

やり方は簡単です。牛乳パックは洗って乾燥させた空の状態で行なってください。

その空の牛乳パックにストローを入れて牛乳パックとストローの隙間は開けないように

テープなどで止め腹式呼吸を意識しながら吸ったり吐いたりして凹ませたり膨らませたりします。

折れ目がついていない新品のような状態だときついので難易度的には難しくなります。

ストローも細くするにつれ難易度は高くなりますのでどんどん挑戦してみましょう。

 

 

ティッシュペーパーを使うやり方

ティッシュペーパーを一枚取り出して、窓ガラス、壁に押し付けます。

窓ガラスの方がみやすいと思います。

押し付けたら手を離すのですが、そのままだと落ちてしまいますので

息を吐いて落ちないようにしましょう。

 

 

運動をする

  1. 走る                                  

    肺活量と言われて思いつくのはマラソンだと思います。

    5分間でも走るのでも変わると思います。

  2. 30回腹筋、背筋する

30回くらい毎日腹筋背筋すると変わります。

腹筋はどのサックスでも言えますが肺活量を付けるために行います。

背筋はテナー、バリトンサックスになってくると重たいので背筋が弱いと肺が圧迫されたまま息を吸うと全然吸えなく自分の呼吸をうまく扱えないことになってしまいます。

 

 

まとめ

こういった楽器を使わないで肺活量を鍛える方法はたくさんあります。

色々なことを試して欲しいです。

ただし、楽器を吹かないでこういった練習をやりすぎてしまうとコントロールがわからなくなります。

息はもちろん続いた方がいいですが、続かせるだけが目的ではありません。

吹くときに気にしすぎて音が小さかったり、細くなったりしないように必要な音量と

音の形で楽器を鳴らすコントロールをしましょう。